「DIYで余ったペンキ、どうやって捨てればいいの?」
「固まってしまった古い塗料、そのまま燃えるごみに出しても大丈夫?」
家の補修やDIYを楽しんだ後、必ずと言っていいほどぶつかるのが「余った塗料の処分問題」です。
実は、塗料は液体であるため、ほとんどの自治体で「一般ごみ(燃えるごみ・燃えないごみ)」としてそのまま出すことは禁止されています。
誤った方法で処分すると、環境汚染につながるだけでなく、回収車の中で液漏れを起こし、大きなトラブルに発展する可能性もあります。
本記事では、プロの視点から塗料の正しい処分方法、かかる費用、そして絶対に守るべき注意点を徹底解説します。
この記事を読めば、あなたの手元にある塗料を「安全に」「安く」「正しく」片付ける方法がすべて、分かります。
また、絵の具の処分方法についてはこちらの記事で解説しています。
塗料は「一般ごみ」で捨てられない!その理由とは?

結論から言うと、液状の塗料をそのままごみ袋に入れて出すことはできません。
多くの自治体では、塗料は「適正な処理が困難な物」や「処理できないもの」に指定されています。
これには主に3つの理由があります。
液体ごみの収集不可
パッカー車(ゴミ収集車)はごみを圧縮して積み込みます。
液体のまま、出すと、圧縮時に容器が破裂し、塗料が周囲に飛び散ったり、道路を汚したりしてしまいます。
環境汚染のリスク
塗料には化学物質や、種類によっては重金属が含まれています。
そのまま土壌や水路に流れると、深刻な環境汚染を引き起こす原因につながります。
引火の危険性(油性塗料の場合)
油性塗料(シンナー系)は引火点が低く、非常に燃えやすい性質を持っています。
ごみ収集車や処理施設での火災事故を防ぐため、厳格なルールが設けられています。
【注意】
完全に固まっている場合のみ、自治体によっては「不燃ごみ」として受け付けてくれるケースもあります。
ただし、判断は自治体ごとに異なるため、必ず事前の確認が必要です。
【状況別】塗料の正しい処分方法5選

塗料の状態や量によって、最適な処分方法は異なります。
ここでは代表的な5つの方法を紹介します。
① 残り少ない場合:新聞紙や布に吸わせる
缶の底にわずかに残っている程度であれば、この方法が最も手軽です。
- 新聞紙や古い布をビニール袋に入れる。
- 塗料を染み込ませる。
- 風通しの良い場所でしっかり乾燥させる。
- 乾いたら口を縛り、「燃えるごみ」として出す(自治体のルールに従ってください)。
② 量が多い場合:「塗料固化剤」を使用する
ホームセンターなどで売られている「塗料固化剤」を使うと、液体を粉末状やゼリー状に固めることができます。
- 水性・油性兼用タイプが一般的です。
- 固まった後は、自治体の指定する区分(燃えるごみなど)で捨てられます。
- 一番確実で、トラブルの少ないセルフ処分方法です。
③ 塗装業者に引き取ってもらう
外壁塗装などの工事を依頼した際に余った塗料であれば、工事を行った業者に相談するのが一番です。
- 優良な業者であれば、工事で出た廃材として回収してくれることがあります。
- 自分で購入したDIY用の塗料については、別途「処分費用」を支払うことで引き取ってくれるケースもあります。
④ 不用品回収業者に依頼する
「他にも処分したい家具がある」「自分で固めるのが面倒」という場合は、不用品回収業者が便利です。
- 自宅まで取りに来てくれるため、手間がかかりません。
- ただし、単品だと割高になる傾向があるため、引っ越しや大掃除のタイミングでまとめて依頼するのがおすすめです。
⑤ 自治体の「有害ごみ・危険ごみ」の日に出す
一部の自治体では、特定の収集日に「中身の入った塗料缶」を回収してくれる場合があります。
- 回収頻度は年に数回と少ないことが多いです。
- お住まいの地域の「ごみ分別辞典」や公式サイトで「塗料」と検索してみましょう。
杉並区での処分例
東京都杉並区では、塗料は「区で収集できないもの(有害物・危険物)」に指定されています。
-
一般ごみでの排出: 不可(可燃・不燃・粗大ごみすべてNG)
-
区のルール: 購入店や製造業者に相談するか、専門の処理業者へ依頼する必要があります。
-
困ったときは: 杉並清掃事務所へ相談すると、専門業者を案内してもらえます。
塗料の処分にかかる費用相場
処分方法によって、かかるコストは大きく変わります。
| 処分方法 | 費用目安 | メリット |
|---|---|---|
| 新聞紙に吸わせる | 0円〜数百円 | 最も安い |
| 塗料固化剤 | 500円〜1,500円 | 確実・安全 |
| 塗装業者 | 無料〜3,000円 | 信頼性が高い |
| 不用品回収業者 | 3,000円〜(基本料金を含む) | 手間ゼロ・即日で可能 |
| 自治体回収 | 無料〜数百円 | 公的な安心感 |
※不用品回収業者の場合、塗料缶1つにつき500円〜1,000円程度の「品目別料金」に加え、3,000円前後の「基本料金(出張費)」がかかるのが一般的です。
塗料を処分する際の4つの注意点
安全に処分するために、以下のポイントを必ず守ってください。
① 「水性」か「油性」かを確認する
容器のラベルを見て、必ず種類を確認してください。
- 水性: 扱いやすいが、冬場は固化剤が反応しにくいことがある。
- 油性: 引火性が高いため、作業中は「火気厳禁」。また、臭いが強いため換気を徹底してください。
② 作業は「屋外」で行う
塗料を新聞紙に広げたり、固化剤を混ぜたりする作業は、必ず風通しの良い屋外で行ってください。
室内で行うと、成分が充満して気分が悪くなったり、床を汚したりするリスクがあります。
③ 缶(容器)の分別も忘れずに
中身を空にした後の容器は、その素材によって分別が異なります。
- 一斗缶・スチール缶: 資源ごみ(金属)
- プラスチック容器: プラスチックごみ、または燃えないごみ
※中身がこびりついている場合は、乾燥させてから「不燃ごみ」とするのが一般的です。
④ 下水やトイレに流すのは絶対NG

「水性塗料なら水に溶けるから流しても大丈夫」と考えるのは大きな間違いです。
配管の中で塗料が固まり、詰まりの原因になるだけでなく、浄化槽の微生物を死滅させてしまう恐れがあります。
絶対にやめましょう。
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余った塗料を活用・保管するコツ
処分する前に、「まだ使えるかも?」と思ったら以下の方法も検討してみてください。
正しく保管して再利用する
塗料の寿命は、未開封で約2年、開封後で約半年〜1年と言われています。
コツ: 容器の縁についた塗料を奇麗に拭き取り、空気が入らないよう密閉。
逆さまにして保管すると、膜が張りにくくなります。
必要としている人に譲る
「ジモティー」などの地域掲示板やメルカリに出品すると、DIYが好きな方が引き取ってくれることがあります。
特に人気の色や、高機能な塗料であればすぐに買い手が見つかることも。
まとめ:正しい処分でスッキリ解決!

塗料の処分は「液体であることを考慮する」のが鉄則です。
- 少量なら新聞紙に吸わせる
- 量があるなら固化剤で固める
- 面倒なら専門業者へ依頼する
このステップを踏めば、法律やマナーに違反せず、安全に処分できます。
放置された古い塗料缶は、サビによる穴あきや液漏れの原因にもなるため、不要だと判断したら早めに片付けてしまいましょう。



