家庭菜園や工事現場、DIYなどで活躍する「手押し車(ネコ車)」。
土や砂、資材の運搬に便利な一方で、いざ処分しようとすると「これって何ごみになるの?」「金属だから普通のごみでは出せない気がする」と悩んでしまう方は少なくありません。
サイズが大きく金属を多く含むため、一般的なごみのように気軽に捨てられないのが手押し車の難しいところです。
この記事では、手押し車が何ごみに分類されるのかという基本から、代表的な5つの処分方法、費用をかけずに無料で処分するコツ、処分時の注意点までを詳しく解説します。
あわせて番外編として、多くの人が疑問に思う「なぜネコ車と呼ばれるのか」という語源にも触れていきます。
手押し車は何ごみに分類される?

手押し車の処分でまず気になるのが、ごみの分別区分です。
基本的な考え方を押さえておきましょう。
多くの自治体では「粗大ごみ」に分類される
家庭から出る手押し車は、多くの自治体で「粗大ごみ」に分類されます。
粗大ごみとは、一辺の長さが30cm(自治体によっては50cm)を超える大型のごみを指すのが一般的です。
工事用・農作業用の手押し車は荷台だけでも1m四方程度あることが多く、このサイズ基準を大きく超えるため、粗大ごみとして扱われるのが基本です。
処分費用は自治体によって異なりますが、おおよそ数百円〜1,000円程度が目安です。
神奈川県横浜市の場合
神奈川県横浜市では、手押し車(ネコ車)を「粗大ごみ」として処分が可能です。
金属資源として回収してもらえる場合もある
手押し車は薄肉鋼管や鋼板といった金属を多く使っているため、自治体によっては「金属資源」「金属ごみ」として回収してもらえる場合があります。
この場合、粗大ごみよりも安く、あるいは無料で処分できることもあります。
ただし対応は地域によって大きく異なるため、まずはお住まいの市区町村のルールを確認することが大切です。
分解すれば不燃ごみ・金属ごみで出せる場合も
手押し車の荷台は、ちょうねじ1本で留められているタイプなど、工具がなくても取り外せる構造のものがあります。
部品ごとに分解して自治体の指定サイズ以下に収められれば、不燃ごみや金属ごみとして無料または安価に出せるケースもあります。
ただし分解には手間や工具が必要で、「元が粗大ごみのものは分解しても粗大ごみの扱い」とルールを定めている自治体もあるため、事前確認は欠かせません。
手押し車の処分方法5選

ここからは、手押し車の代表的な処分方法を5つ紹介します。
それぞれの特徴を比較して、自分に合った方法を選びましょう。
1. 自治体の粗大ごみ回収を利用する
もっとも一般的で費用を抑えやすい方法です。
自治体の粗大ごみ受付センターに電話やインターネットで申し込み、コンビニエンスストアなどで粗大ごみ処理券を購入して手押し車に貼り、指定日時に指定の場所へ出します。
費用は数百円〜1,000円程度と安価ですが、収集日まで待つ必要があり、家の中からの運び出しは自分で行う必要があります。
2. 自治体のごみ処理施設へ直接持ち込む
自分で車に手押し車を積んでごみ処理施設へ持ち込む方法です。
戸別回収よりさらに費用が安くなるケースが多く、自分の都合のよいタイミングで処分できるのがメリットです。
ただし、運べる車両の手配と積み下ろしをすべて自力で行う必要があります。
持ち込みには事前予約が必要な自治体もあるため、確認してから向かいましょう。
3. 不用品回収業者に依頼する
自宅まで引き取りに来てくれる民間業者に依頼する方法です。
最短即日で対応してもらえ、運び出しもすべて、任せられるため、手間がかからないのが最大のメリットです。
ほかにも処分したい不用品がある場合はまとめて引き取ってもらえます。
ただし自治体回収に比べて費用は高くなる傾向があるため、複数社から見積もりを取るのがおすすめです。
不用品回収ならアール不用品回収におまかせ!
家を片付けた際、思いがけず多くの不要品が出ることがあります。
特に、大型の家具など、簡単には捨てられないものがあると、処分方法に悩むことが多いでしょう。
こういった場合、アール不用品回収へお任せ下さい!
自宅まで回収に来てくれる
不用品回収アール不用品回収のメリットの1つは、電話一本で直接回収に来る点です。
自分では運び出しにくいものもアール不用品回収にお任せすれば、簡単に処分が可能です。
特に一人暮らしや高齢者の方にとっては、このサービスが非常に便利です。
まとめて大量に処分できる
アール不用品回収は、大量の不要品を一度に回収するため、効率よく片付けが進められます。
引っ越しや大掃除の際、まとめて処分したい場合には最適な選択です。
個別にゴミを出す手間を省け、一度に片付けられる点が大きな利点です。
即日対応で急ぎの片付けも可能
アール不用品回収は、即日対応も行っているため、急いで不要品を処分したい場合でも安心です。予定が詰まっていても、スピーディーに対応してもらえるため、引っ越しやオフィスの移転など、時間の制約がある場合に非常に役立ちます。
無料見積もりで安心
アール不用品回収は、事前に無料で見積もりを提供しているため、処分にかかる費用をあらかじめ確認できます。これにより、予算内で効率的に不要品を処分でき、安心してサービスを利用できます。
女性スタッフも在籍で安心!
アール不用品回収では、女性スタッフも在籍しており、特に女性のお客様にとって安心してご利用いただけます。
家に知らない人が来ることに不安を感じる方でも、女性スタッフが対応するため、安心して不用品回収を依頼できます
また、女性ならではのきめ細やかな対応を心がけており、丁寧な接客で多くのご好評をいただいております。
4. リサイクルショップやフリマアプリで売却する
まだ使える状態のよい手押し車であれば、売却できる可能性があります。
リサイクルショップに持ち込めばその場で現金に交換でき、フリマアプリやネットオークションを使えば自分で価格を設定して売れます。
処分費用がかからないどころか収入になるのが魅力です。
一方で、サビや変形がひどいものは買い手がつきにくく、フリマの場合はこん包・発送の手間もかかります。
5. 知人や地域で譲る
農作業や工事をする知人・近所の人に譲る方法もあります。
地元の情報掲示板サービス(ジモティーなど)を使えば、無料または格安で引き取ってくれる相手が見つかることもあります。
まだ使えるものを捨てずに活用でき、処分費用もかからないため、身近に必要としている人がいないか声をかけてみるとよいでしょう。
手押し車を無料で処分する方法

できるだけお金をかけずに手押し車を手放したい方に向けて、無料で処分するための具体的な方法を紹介します。
金属資源回収に出す
前述のとおり、金属製の手押し車は自治体によって金属資源として無料回収してもらえる場合があります。
また、地域を巡回している資源回収業者や、金属スクラップを扱う業者に持ち込むことで、無料引き取りや、わずかながら買い取りに応じてもらえることもあります。
まずは自治体の回収ルールを確認しましょう。
分解して不燃ごみ・金属ごみとして出す
指定袋に入るサイズまで分解できれば、無料または安価な不燃ごみ・金属ごみとして出せる自治体もあります。
荷台がちょうねじで留められているタイプなら比較的簡単に外せますが、フレームの切断には工具が必要です。
無理のない範囲で行い、けがには十分注意してください。
売却・譲渡でお金をかけずに手放す

状態がよいものは、リサイクルショップやフリマアプリでの売却、あるいは知人・地域での譲渡によって、費用をかけずに手放せます。
うまくいけば売却益が得られるため、まず「売れないか・譲れないか」を検討し、難しい場合にごみとしての処分を考えるのが賢い手順です。
手押し車を処分するときの注意点
トラブルがなく処分するために、以下の点に注意しましょう。
自治体ごとにルールが異なるため必ず確認する
手押し車の分別区分(粗大ごみ・金属ごみなど)や、分解した場合の扱いは自治体によって大きく異なります。
自己判断で出すと回収してもらえないことがあるため、必ずお住まいの市区町村のホームページやごみ分別辞典で確認してから処分してください。
分解作業ではけがに注意する
自分で分解する場合、鋼管の切断面や金属の縁で手を切るおそれがあります。
軍手を着用し、必要に応じてゴーグルなどで身を守りましょう。
無理な分解はけがのもとになるので、難しいと感じたら分解せず、粗大ごみとして出すか業者に依頼するのが安全です。
悪質な不用品回収業者に注意する
「無料回収」をうたって町内を巡回するトラックや、突然訪問してくる業者には注意が必要です。
積み込んだ後に高額な追加料金を請求されたり、回収品が不法投棄されたりするトラブルが報告されています。
業者に依頼する際は、事前に明確な見積書を出してくれる、自治体の許可を得た正規の業者を選びましょう。
【番外編】手押し車はなんでネコ車って呼ばれる?

一輪の手押し車は、俗に「猫車(ねこぐるま)」や「ネコ」と呼ばれます。
工事現場や農作業の場で当たり前のように使われる呼び名ですが、その由来には諸説があります。
よく知られているのは、狭い足場を意味する建設用語「猫足場(英語のcatwalk)」を通れることから来ているという説、伏せて置いた姿が丸まった猫に似ているからという説、運搬時に猫のようにゴロゴロと音を立てるからという説などです。
ほかにも、しっくいを練った「練り子」を運ぶ道具の略だとする説もあります。
ただし、これらの多くは根拠が薄く、後から考えられた俗説とされています。
より確からしいとされているのは、木製だった頃の手押し車の把っ手部分の加工が「猫の手」のように見える形状だったことに由来する、という説です。
日常的に使う道具にも意外な歴史があると知ると、処分する前に少し愛着がわいてくるかもしれませんね。
まとめ
手押し車(ネコ車)は、多くの自治体で粗大ごみに分類されますが、金属資源として回収されたり、分解すれば不燃ごみ・金属ごみとして無料で出せたりする場合もあります。
処分方法は、自治体の粗大ごみ回収、ごみ処理施設への持ち込み、不用品回収業者への依頼、リサイクルショップやフリマアプリでの売却、知人・地域での譲渡の5つが代表的です。
費用を抑えたいなら金属資源回収や売却・譲渡を、手間をかけたくないなら不用品回収業者を、といったように、状況に合わせて最適な方法を選ぶのがポイントです。
分解時のけがや悪質業者のトラブルには十分注意しながら、安全に手押し車を処分してくださいね。



