自宅やオフィスで使わなくなったプリンターの処分に困っている方は多いのではないでしょうか?
プリンターは家電の一種ですが、サイズが大きく、処分方法も分かりにくいため、いざ不要になった際に「どう捨てればいいのか」「何ごみに分別するのか」といった疑問を抱えることが少なくありません。
この記事では、プリンターの無料で処分できる方法や、処分時の注意点についても詳しく解説します。
プリンターは何ごみ?
家庭ごみの分類は自治体によって異なりますが、一般的にプリンターは次のいずれかのごみに該当します。
① 小型家電リサイクルの対象
多くの自治体では、プリンターは小型家電リサイクル法の対象のため、一般ごみで処分ができません。
小型家電リサイクル法に基づき、特定の施設に設置された回収ボックスや自治体の指定した収集場所に持ち込むことで、リサイクル処理が行われます。
プリンターにはプラスチックや金属、電子基板などが含まれており、これらは再資源化可能なため、環境保護にもつながります。
② 粗大ごみ
プリンターが大型で、自力で運搬が難しい場合は、粗大ごみとして処分することもあります。
粗大ごみは事前に自治体へ予約し、指定された日に自宅前などに出して回収してもらう方法が一般的です。
回収には手数料がかかることが多く、自治体ごとに料金が異なるため、事前に確認しておく必要があります。
③ 不燃ごみ
一部の小型プリンターやコンパクトなモデルは、不燃ごみ(燃えないごみ)として処分できることもあります。
ただし、この場合も自治体によってはルールが異なるため、事前に確認が必要です。
プリンターは基本的に小型家電ごみや粗大ごみとして分類されます。自治体によって異なるため、自分の住んでいる地域のごみ分別ルールを確認し、適切な方法で処分しましょう。
プリンターの処分方法5選
次に、具体的なプリンターの処分方法を5つご紹介します。
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、自分の状況や希望に応じて最適な手段を選びましょう。
① 自治体の回収サービスを利用する
最も手軽な方法は、自治体の粗大ごみ回収や小型家電リサイクルボックスを利用することです。
回収ボックスに入る場合は無料で、粗大ごみの場合は1,000円から2,000円程度で、手軽に処分できます。
回収日が限定されていることがデメリットです。
② 家電量販店の回収サービスを利用する
購入時の家電量販店や、全国展開している家電量販店では、使用済みの家電を回収するサービスを提供している場合があります。
特に新しいプリンターを購入する際に、古いプリンターを引き取ってもらうことができるため、買い替えのタイミングで利用すると便利です。
費用は無料から数百円程度で、回収対象店舗に限られることがデメリットとなります。
③ リサイクルショップや買取業者に売却する
まだ使用可能な状態のプリンターや、比較的新しいモデルであれば、リサイクルショップや買取業者で売却できることがあります。
特にブランド品や業務用のプリンターなどは価値があるため、高値で買取してもらえる場合があります。
費用はかからず、逆に収入を得られる可能性がある一方、買取対象外になる場合がある点に注意が必要です。
④ フリマアプリやネットオークションで売却する
使えるプリンターを持っている場合、フリマアプリやネットオークションで売却することも一つの方法です。
自分で出品し、購入者が見つかれば、配送または直接引き取りで処分が可能です。
特に状態の良いものや人気モデルであれば、高値で取引されることがあります。
送料や販売手数料がかかることがあり、売れるまでに時間がかかる可能性がデメリットです。
⑤ 不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼することで、自宅まで来てプリンターを回収してもらえます。
自力で運搬が難しい方や、他の不要品もまとめて処分したい方に便利なサービスです。
また、即日対応してくれる業者も多く、急いで処分したい場合にも役立ちます。
費用:数千円〜(業者によって異なる)
メリット:他の不用品もまとめて回収可能、スピーディーに対応
デメリット:費用がかかる
プリンターは無料で回収してもらえる?
プリンターの処分を考える際、できれば無料で回収してもらいたいと思う方も多いでしょう。
実際に、プリンターを無料で回収してくれる方法もいくつかあります。
自治体の小型家電リサイクル回収ボックス
小型家電リサイクル法に基づいて、プリンターを回収ボックスで処分可能です。
指定された場所に設置されている回収ボックスに、不要になったプリンターを持ち込むだけでリサイクル処分できます。
家電量販店での回収
家電量販店によっては、新しいプリンターを購入する際に、古いプリンターを無料で引き取ってくれることがあります。
特に大手家電量販店では、リサイクルに力を入れているため、無料で回収してもらえる店舗が多いです。
プリンターの処分はアール不用品回収にお任せ!
プリンターの処分を考えている場合、アール不用品回収がおすすめです。
アール不用品回収では、家庭やオフィスで不要になった物を効率的かつ手軽に処分ができます。
1. 運搬の手間がない
アール不用品回収は、自宅やオフィスに訪問して回収を行うため、プリンターを自分で処分する手間が省けます。
特に、プリンターが大量にある場合、自分で処分するのは面倒ですが、アール不用品回収がすべて引き取るため、手間や時間がかかりません。
さらに、オフィスの移転や引っ越しの際などにも活用しやすい点が大きなメリットです。
2. 法に基づいた適切な処分
アール不用品回収は、廃棄物の処理に関する法律に基づいて適切に処理を行っています。
アール不用品回収に依頼すれば、リサイクル法や個人情報保護の観点から、適切な方法で処分されるため、安心して利用できます。
3. 他の不用品もまとめて処分可能
アール不用品回収はプリンターだけでなく、家具やその他の不用品もまとめて処分できるというメリットがあります。
大掃除やオフィスの整理、引っ越しの際に、一度に多くの不用品を効率的に処分できるため、作業の負担を大幅に軽減できます。
また、アール不用品回収は分別の手間を省くサービスも提供しているため、手間を最小限に抑えられます。
4.無料見積もりで安心
アール不用品回収は、事前に無料で見積もりを提供しているため、処分にかかる費用をあらかじめ確認できます。
これにより、予算内で効率的に不要品を処分でき、安心してサービスを利用できます。
5. 即日対応で緊急処分が可能
急ぎで不用品を処分したい方のために、アール不用品回収は即日対応をしています。
引っ越しや大規模なオフィス移転など、早急な対応が必要な状況でも、迅速に処分を行っているため、スピーディーに不用品を片付けることが可能です。
プリンターの処分の注意点
プリンターを処分する際には、いくつかの注意点があります。
これらを事前に理解しておくことで、スムーズに処分できるだけでなく、環境や個人情報の保護にも配慮できます。
① 個人情報の保護
プリンターには印刷履歴やスキャンしたデータが内部に保存されていることがあります。
処分する前に、個人情報の削除やリセットを行っておきましょう。
また、SDカードやメモリカードが挿入されている場合は、忘れずに取り出してください。
② インクカートリッジの処理
プリンターを処分する際、インクカートリッジが残っている場合は、適切に処理する必要があります。
インクカートリッジは通常のごみとして出せないことが多いため、リサイクルプログラムに参加している店舗や、カートリッジ回収ボックスが設置されている場所に持ち込んでリサイクルしましょう。
主要な家電量販店や文房具店で、カートリッジ専用の回収ボックスが設置されていることが多いです。
インクカートリッジの処分方法は、こちらの記事にて紹介しています。
③ リサイクル法に基づいた処分
プリンターは家電リサイクル法の対象ではありませんが、小型家電リサイクル法に基づきリサイクル処分が推奨されています。
これにより、プリンター内の金属やプラスチック部品が再利用され、資源を無駄にせずに済みます。
処分の際には、自治体やリサイクル業者の規定に従い、リサイクル可能な方法を選ぶとよいでしょう。
④ 不法投棄をしない
プリンターの不法投棄は絶対にやめましょう。
不法投棄は環境への深刻な悪影響を引き起こすだけでなく、法律違反であり、発覚すると重い罰則が科されます。
また、自治体が清掃を余儀なくされることで、地域の環境美化に悪影響を与えると同時に、追加の税金負担が発生する可能性もあります。
プリンターの処分は、自治体の規定に従い、適切な方法で行うことが重要です。
まとめ
プリンターの処分方法には、自治体の回収サービスや家電量販店のリサイクルサービス、リサイクルショップへの売却、フリマアプリでの販売、不用品回収業者への依頼など、さまざまな選択肢があります。
自分の状況に合った方法を選び、無理なくスムーズにプリンターを処分しましょう。
特に、自力で運ぶのが難しい場合や、複数の不用品を同時に処分したい場合は、不用品回収業者を利用するのが便利で効率的です。
また、プリンターを処分する際は、個人情報の削除やインクカートリッジの適切な処理、リサイクル可能な方法を選ぶことも重要です。
プリンターの処分をお考えの方は、この記事で紹介した方法を参考に、安心して正しい方法で処分を進めてください。