エンジンオイルの交換を終えた後、使用済みオイルの処分に困っている方も多いのではないでしょうか。
エンジンオイルは環境に有害な物質を含んでいるため、適切な方法で処分しなければなりません。本記事では、エンジンオイルの処分方法、無料で回収してもらえるか、そして処分時の注意点について詳しく解説します。
エンジンオイルは捨てられる?
エンジンオイルは通常の家庭ごみとして捨てることはできません。
オイルが土壌や水を汚染する恐れがあるため、法律で適切な処分が求められています。
正しい方法で処分しないと、環境への影響や罰則が発生する可能性があるため、注意が必要です。
また、エンジンオイルはリサイクル可能な資源です。
適切に処分すれば、再利用やエネルギー回収が可能なため、環境保護にもつながります。
エンジンオイルの処分方法
エンジンオイルを処分する際には、いくつかの方法があります。
以下では、代表的な5つの方法を紹介します。
カー用品店やガソリンスタンドでの回収
一部のカー用品店やガソリンスタンドでは、使用済みエンジンオイルの回収サービスを提供しています。
エンジンオイル交換の際に、店舗でオイルを購入した場合は、無料または低額の料金で回収してもらえることがあります。
事前に回収サービスを行っているかどうか確認しておくと良いでしょう。
オイル交換業者に依頼する
オイル交換を専門とする業者に依頼すると、オイル交換と同時に古いエンジンオイルを引き取ってくれます。
自分で交換する場合でも、持ち込みでオイルを回収してくれる業者があるため、近隣の業者に問い合わせてみることをおすすめします。
リサイクル業者に依頼する
エンジンオイルはリサイクル可能な資源であり、リサイクル業者に依頼することでオイルを再利用することができます。
リサイクル業者は、使用済みのオイルを精製して再利用可能な形に変えるため、環境保護の観点からも理想的な方法です。
依頼の際には、事前に回収条件を確認しておくと良いでしょう。
エンジンオイルの処分費用
エンジンオイルの処分費用は、回収方法によって異なります。
以下では、主な方法にかかる費用の目安を紹介します。
カー用品店やガソリンスタンドでの回収費用
カー用品店やガソリンスタンドでのオイル回収は、オイルを購入した際に無料で行われることが多いです。
ただし、オイル交換を依頼していない場合や、オイルを持ち込むだけの場合は、数百円から数千円程度の費用がかかることがあります。
エンジンオイルを無料で処分する方法はある?
エンジンオイルを無料で処分する方法もあります。以下の方法を試してみましょう。
カー用品店でオイル購入時に無料回収してもらう
カー用品店で新しいエンジンオイルを購入する際に、古いオイルを無料で回収してくれる店舗が多くあります。このサービスを利用すれば、追加費用をかけずにオイルを処分できます。
自治体の無料回収サービスを利用する
一部の自治体では、エンジンオイルを無料で回収している場合があります。特定の日に回収イベントを実施している場合もあるため、自治体のホームページや広報で確認してみましょう。
知人や友人に譲る
エンジンオイルがまだ使える状態であれば、車やバイクを所有している知人や友人に譲るという方法も考えられます。
未使用のエンジンオイルであれば、喜ばれることもあるでしょう。
エンジンオイルの処分の注意点
エンジンオイルを処分する際には、いくつかの注意点があります。
以下の点を守ることで、環境への影響を最小限に抑え、安全に処分することができます。
不法投棄は厳禁
エンジンオイルを不法に投棄することは、法律で厳しく禁じられています。
不法投棄が発覚した場合、罰金や罰則が科される可能性があるため、必ず適切な方法で処分しましょう。
容器の扱いに注意
エンジンオイルの入った容器は、漏れないようにしっかりと密閉して運搬することが重要です。
漏れたオイルが土壌や水質を汚染する恐れがあるため、処分前には容器の状態を確認し、安全に運搬しましょう。
他の廃棄物と混ぜない
エンジンオイルを処分する際には、他の廃棄物と混ぜないようにしましょう。
混ぜてしまうと処分が難しくなり、リサイクルが不可能になることがあります。
まとめ
エンジンオイルの処分には、適切な手順と方法を守ることが重要です。
カー用品店やガソリンスタンドでの回収や、自治体の廃棄物処理施設を利用することで、手軽にエンジンオイルを処分できます。
無料での処分方法もあるため、まずは身近な回収方法を確認し、環境に優しい処分を心がけましょう。