オフィス家具の処分は、引っ越しやオフィスのリニューアルなどで必要になることがありますが、どのように処分すればよいのか迷う方も多いでしょう。
この記事では、オフィス家具の処分方法や費用相場について詳しく解説します。
また、不用品回収を利用する際のポイントや注意点についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
オフィス家具の種類と分別
オフィス家具にはさまざまな種類があり、それぞれの家具の素材や大きさによって処分方法が異なります。
まずは、オフィス家具の代表的な種類と、分別の基準について確認しておきましょう。
デスクやテーブル
デスクやテーブルは、「粗大ごみ」に分類されます。
木製や金属製のものが一般的ですが、素材によって処分方法が異なる場合があります。
椅子
オフィスチェアや会議用の椅子も同様に「粗大ごみ」として扱われますが、リサイクル可能な部品が多い家具の一つです。
キャスターや金属部分は、リサイクル業者での分別処理が求められることが多いです。
キャビネット・棚
収納家具であるキャビネットや棚も、「粗大ごみ」として処分される場合がほとんどです。
金属製のキャビネットは、リサイクル可能な素材が多いため、リサイクル業者に引き取ってもらうことが可能です。
ホワイトボード・パーティション
ホワイトボードやパーティションなどもオフィスで使用される家具ですが、これらもリサイクル対象になることがあります。
特に金属フレームを持つホワイトボードは、リサイクル業者に依頼することが一般的です。
店舗やオフィスの不用品回収費用を安く抑えるためのコツはこちらの記事で紹介しています。
オフィス家具の処分方法と費用相場
オフィス家具を処分する際には、いくつかの方法があります。
それぞれの処分方法について詳しく見ていきましょう。
自治体の粗大ごみ回収を利用
最もシンプルな方法は、自治体の粗大ごみ回収を利用することです。
自治体によって回収ルールは異なりますが、指定された手続きに従って申し込み、処理券を購入して所定の場所に家具を出すことで処分が完了します。
費用相場:1点あたり500円~3,000円程度
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者を利用すれば、大量のオフィス家具もまとめて回収してもらえます。
特に、大型で運び出しが困難な家具の場合には、回収業者の利用が便利です。
また、急ぎで処分が必要な場合にも対応してもらえることが多いです。
費用相場:1回の回収で2万円~10万円程度
リサイクルショップで買取依頼
まだ使用可能なオフィス家具であれば、リサイクルショップで買取してもらえることがあります。
買取額は家具の状態やブランドによりますが、状態が良いものであればお金を得ることができ、処分費用をかけずに済みます。
費用相場:0円、もしくは家具の価値に応じて収益を得られる可能性がある
オンラインで販売・譲渡する
オフィス家具をオンラインのフリマアプリやオークションで販売する方法もあります。
特に状態が良い家具や有名ブランドのオフィスチェアなどは、需要が高い場合があります。
ただし、配送手配が必要になるため、その点は注意が必要です。
費用相場:無料~数千円の収益
引っ越し業者のオプションサービスを利用
オフィスの移転や引っ越しの際に、引っ越し業者がオプションで家具の処分を行ってくれることがあります。
引っ越しと同時に不用品を処分できるため、効率的に作業を進められるのがメリットです。
費用相場:引っ越し費用に応じて追加料金
オフィス家具の処分の注意点
オフィス家具を処分する際には、いくつかの注意点があります。
これらのポイントを押さえることで、スムーズかつトラブルなく処分を進めることができます。
自治体のルールを確認する
自治体によって、粗大ごみとして出せる家具のサイズや重量に制限がある場合があります。
特に、大型のキャビネットや長机などは、事前にサイズを確認し、対応できるかどうかを確認しておきましょう。
個人情報の保護
キャビネットや書棚には、個人情報が含まれている書類が保管されていることがあります。
処分前に必ず書類の整理を行い、個人情報が漏れないように気をつけましょう。
不法投棄に注意
オフィス家具はサイズが大きいため、不適切な方法で処分すると不法投棄となり、罰則を受ける可能性があります。
適切な処分方法を選び、ルールを守って処理しましょう。
オフィス家具の処分は不用品回収がおすすめ
オフィス家具の処分で手軽さを求めるなら、不用品回収業者の利用が最もおすすめです。
不用品回収業者は、指定の日時に自宅やオフィスまで家具を回収しに来てくれるため、手間をかけずに処分ができます。
また、急な対応にも応じてくれる業者が多い点もメリットです。
不用品回収業者の選び方
信頼できる業者を選ぶためには、口コミや評判を事前にチェックすることが重要です。
また、料金体系が明確で、見積もりの際に追加料金が発生しないかを確認しましょう。
見積もりを取る際は、複数の業者から見積もりを取ると安心です。
まとめ
オフィス家具の処分には、さまざまな方法があります。
自治体の粗大ごみ回収や不用品回収業者の利用、リサイクルショップでの買取など、ニーズに応じた方法を選びましょう。
処分の際は、費用や手間を考慮して、効率的に進めることが大切です。