浄水器や整水器は、毎日の生活で安全で美味しい水を提供してくれる便利なアイテムです。
しかし、古くなったり買い替えたりした際に、どのように処分すればよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
浄水器(整水器)の処分方法や費用、安く処分するコツなどを解説します。
不要になった浄水器や整水器を正しく処分して、新しい生活を気持ちよく始めましょう!
浄水器(整水器)は何ごみ?
小型の浄水器は、ほとんどの自治体で「燃えないごみ」で処分できます。
ただし、サイズが大きく指定のごみ袋に収まらない場合は、「粗大ごみ」として処分しましょう。
東京都杉並区の場合
東京都杉並区では、浄水器を「粗大ごみ」として処分が可能です。
参考:東京都杉並区公式ホームページ,粗大ごみ品目一覧表(五十音順)
フィルターやカートリッジ
浄水器のフィルターやカートリッジは、ほとんどの自治体で「燃えるごみ」として処分可能です。
浄水器(整水器)の処分方法と費用
浄水器や整水器を処分する際の費用は、選択する方法によって大きく異なります。
それぞれの処分方法とその費用目安について詳しく解説します。
自治体の不燃ごみ回収
自治体によっては、不燃ごみとして浄水器を回収してもらうことができます。
この場合の処分費用は無料です。
ただし、事前に自治体のルールを確認する必要があります。
不燃ごみとして出す場合、小型の浄水器に限定され、指定の袋に入るサイズが条件となります。
自治体の粗大ごみ回収
浄水器や整水器が大型の場合、多くの自治体では粗大ごみとして扱われます。
処分費用は400円から1,500円程度です。
自治体のウェブサイトや窓口で申し込みを行い、専用の処理券を購入して指定日に出します。
エリアによって料金が異なるため、事前に確認することが重要です。
また、回収可能なサイズや条件も自治体ごとに異なります。
メリット
- 公式な方法で安心して処分できる
デメリット
- 回収日が限られているため、急ぎで処分できない
- 指定の回収場所まで自力で運び出す必要がある
不用品回収業者を利用する
引っ越しや大掃除で他の不用品と一緒に処分したい場合、不用品回収業者を利用するのも便利です。
処分費用は4,000円から10,000円程度が一般的ですが、搬出や運搬を全て任せられるため、手間を省けます。
また、他のいらないものとまとめて処分できるため、引っ越しや断捨離の作業が効率的に進みます。
最短で即日回収が可能なため、引越し前で急いでいる方にとっては便利なサービスです。
メリット
- 自宅まで回収に来てくれるため、重いものを運搬する必要がない
- 最短即日で回収が可能なため、急ぎの際に便利
- 他の不用品もまとめて処分できるため、引っ越しの際などに便利
デメリット
- 費用がかかることがある
メーカー引き取りサービス
一部のメーカーでは、浄水器や整水器の引き取りサービスを提供しています。
処分費用は無料~3,000円程度かかる場合もあります。
引き取り条件や手続きはメーカーによって異なるため、購入元やメーカーのサポート窓口に問い合わせて詳細を確認してください。
また、新しい浄水器を購入する際に古い製品の引き取りサービスをセットで利用できることもあります。
リサイクルショップでの買取
状態が良好でまだ使用可能な浄水器や整水器であれば、リサイクルショップで買取してもらえる可能性があります。
特に人気メーカー品や目立った傷や汚れがないものは、高額買取が期待できます。
ただし、古いモデルや破損があるものは買取を断られることもあるため、事前にリサイクルショップに問い合わせて確認するのが良いでしょう。
メリット
- 収益を得られる可能性がある
デメリット
- 自ら店舗まで運ぶ手間がかかる
- 使用感がある場合は、買取不可の可能性が高い
浄水器(整水器)を無料で処分する方法
ここでは、浄水器を無料で処分する方法を幾つか紹介します。
自治体の無料回収イベントを活用
一部の自治体では、不用品の無料回収イベントを不定期で開催しています。
ただし、不定期での開催なので事前に自治体の公式ホームページで確認しておきましょう。
知人や地域コミュニティに譲渡
まだ使用可能な浄水器は、知人やSNSの地域コミュニティを通じて譲ることで無料で処分できます。
ただし、需要がないものは引き取り手が見つからない場合があります。
また、知らない人とやり取りする場合はトラブルに注意しましょう。
浄水器(整水器)を処分するときの注意点
ここでは、浄水器を処分するときの注意点を紹介します。
分別をする
電源コードや内蔵バッテリーは、自治体のルールに従って分別してください。
また、使用済みのフィルターは取り外してから処分する必要があります。
不法投棄をしない
浄水器の不法投棄は絶対にやめましょう。
不法投棄は環境への深刻な悪影響を引き起こすだけでなく、法律違反であり、発覚すると重い罰則が科されます。
また、自治体が清掃を余儀なくされることで、地域の環境美化に悪影響を与えると同時に、追加の税金負担が発生する可能性もあります。
浄水器の処分は、自治体の規定に従い、適切な方法で行うことが重要です。
まとめ
浄水器(整水器)の処分には、自治体のごみ回収、不用品回収業者、リサイクルショップ、メーカーの引き取りサービスなど、さまざまな選択肢があります。
処分費用を抑えたい場合は、譲渡や無料回収イベントを活用しましょう。
処分時には、自治体の分別ルールを確認し、安全で環境に配慮した方法を選ぶことが大切です。
本記事を参考に、不要になった浄水器を適切に処理してください。