全身鏡は、長年使用していると劣化したり、引っ越しや模様替えで不要になったりすることがあります。
処分しようと思っても、大きくて重いため、どう捨てたらよいのか迷ってしまう方も多いでしょう。
この記事では、全身鏡の処分方法や無料で処分する方法、注意点について詳しく解説します。
全身鏡の処分に困っている方はぜひ参考にしてください。
全身鏡は何ごみ?
ほとんどの自治体では、全身鏡のような大きな物は「粗大ごみ」として扱われます。
粗大ごみとして出す場合、自治体に事前予約をして、指定された日に自宅前や指定の場所に出すという手順が一般的です。
費用は数百円〜数千円かかることが多いです。
小さい鏡は不燃ごみや可燃ごみ
鏡が小さい場合、自治体によっては「不燃ごみ」や「可燃ごみ」として処分が可能です。
また、大きい鏡も分解すれば木やプラスチックのフレームは可燃ごみとして処分可能です。
ただし、分解の手間やけがの危険性を考えると、「粗大ごみ」として処分するのが手軽です。
横浜市の場合
神奈川県横浜市では、全身鏡の処分を以下のように指定しています。
横浜市では、以上のようにサイズによって分別しています。
詳しくは以下の公式サイトで確認して下さい。
参考:横浜市公式ホームページ,横浜市ホームページ「ごみ・リサイクル」,ごみ分別辞典
鏡台の処分方法は、こちらの記事にて紹介しています。
全身鏡の処分方法6選
ここでは、全身鏡を処分するための具体的な方法を6つ紹介します。
それぞれの方法にはメリットとデメリットがあるため、自分の状況に合った処分方法を選びましょう。
自治体の粗大ごみ回収を利用する
全身鏡を処分する最も一般的な方法は、自治体の粗大ごみ回収を利用することです。
自治体のウェブサイトや電話で回収の申し込みを行い、回収日を予約します。
費用は自治体によって異なりますが、数百円から数千円程度です。
メリット
自治体のサービスを利用するため、安心して処分ができるのが大きなメリットです。
粗大ごみとして回収してもらう場合、自治体に申し込みをして、指定された日時に回収場所に出すだけです。
デメリット
回収日が限られているため、スケジュールを合わせる必要があります。
また、大型の全身鏡を指定の回収場所まで自分で運び出す必要があるため、運搬に手間がかかります。
リサイクルショップで売却する
まだ使用可能な全身鏡であれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。
特にデザイン性の高い鏡や、状態の良いものは売却できることがあります。
メリット
特にデザイン性の高いものやブランド品の鏡は高額で買取されることがあるため、処分費用がかからないどころか収入を得られるチャンスもあります。
デメリット
買取価格が低い場合も多く、店舗までの運搬が面倒です。
また、古いものや傷がついているものは、買取してもらえない場合があるため、事前に査定を依頼する必要があります。
フリマアプリやネットオークションで売却する
使用可能な全身鏡をフリマアプリやネットオークションで出品する方法です。
出品すれば全国の購入希望者にアプローチでき、自分で価格を設定することができます。
メリット
自分で価格を設定できるため、フリマアプリやオークションサイトを使えば、より高い価格で売却できる可能性があります。
特にヴィンテージや希少価値の高い全身鏡は、思わぬ高値で売れることもあります。
デメリット
売れるまでに時間がかかることがあり、発送や梱包の手間がかかる点がデメリットです。
特に全身鏡のような大型のものは送料も高額になりがちで、発送手続きを負担に感じることもあります。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者に依頼して、全身鏡を回収してもらう方法です。
特に大きくて重い全身鏡を自分で運び出すのが難しい場合、業者を利用することで手間を省けます。
メリット
自宅まで回収に来てくれるため、重い全身鏡を自分で運び出す必要がなく、手間がかからない点が最大のメリットです。
不用品回収業者は、即日対応してくれる業者も多く、他の不要品と一緒にまとめて回収してもらえるため、効率的に処分ができます。
デメリット
費用がかかる点がデメリットです。
業者によって料金は異なりますが、通常は回収料金が発生します。
ホームセンターの引き取りサービスを利用する
ホームセンターの中には、大型家具や家電を引き取ってくれるサービスを提供しているところもあります。
新しい全身鏡や他の家電を購入する際に、古いものを引き取ってもらえます。
メリット
新しい全身鏡や他の家具・家電を購入する際、古いものを引き取ってもらえる場合があります。
これにより、買い替えと処分を一度に済ませることができ、手間がかからないのがメリットです。
デメリット
すべての店舗で引き取りサービスが実施されているわけではないため、事前に確認する必要があります。
また、引き取りサービスの際に同等品を購入を求められる場合がほとんどです。
友人や知人に譲る
まだ使える全身鏡であれば、友人や知人に譲るのも一つの方法です。
譲り先が見つかれば、感謝されるうえに、処分費用もかかりません。
メリット
まだ使える全身鏡を、友人や知人に譲ることで、感謝されるとともに処分費用がかからずに済みます。
特に、近所に住む知人であれば、運搬もスムーズに進み、簡単に譲ることができる点がメリットです。
デメリット
譲り先を探すのに時間がかかる場合があり、受け取ってもらえない可能性もあります。
特に、状態があまり良くない全身鏡の場合は、譲り先が見つからないこともあるため、その場合は他の処分方法を考えなければなりません。
全身鏡を無料で処分する方法はある?
全身鏡を無料で処分する方法もいくつかあります。
以下に、無料で処分できる代表的な方法を紹介します。
リサイクルショップで売却する
まだ使用可能であれば、リサイクルショップに持ち込むことで無料で処分できます。
状態が良ければ買取金額がつく場合もあります。
フリマアプリやネットオークションで売却する
自分で販売し、購入希望者が見つかれば無料で処分できます。
売却すれば収入を得られる可能性もあります。
友人や知人に譲る
譲ることで、処分費用をかけずに手放すことができます。
知り合いの中で全身鏡を探している人がいれば、喜んで受け取ってもらえるでしょう。
全身鏡の処分はアール不用品回収にお任せ!
全身鏡の処分を考えている場合、アール不用品回収がおすすめです。
アール不用品回収では、家庭やオフィスで不要になった物を効率的かつ手軽に処分ができます。
1. 運搬の手間がない
アール不用品回収は、自宅やオフィスに訪問して回収を行うため、全身鏡を自分で処分する手間が省けます。
特に、全身鏡やその他不用品が大量にある場合、自分で処分するのは面倒ですが、アール不用品回収がすべて引き取るため、手間や時間がかかりません。
さらに、オフィスの移転や引っ越しの際などにも活用しやすい点が大きなメリットです。
2. 法に基づいた適切な処分
アール不用品回収は、廃棄物の処理に関する法律に基づいて適切に処理を行っています。
アール不用品回収に依頼すれば、リサイクル法や個人情報保護の観点から、適切な方法で処分されるため、安心して利用できます。
3. 他の不用品もまとめて処分可能
アール不用品回収は全身鏡だけでなく、家具やその他の不用品もまとめて処分できるというメリットがあります。
大掃除やオフィスの片付けを、引っ越しの際に、一度に多くの不用品を効率的に処分できるため、作業の負担を大幅に軽減できます。
また、アール不用品回収は分別の手間を省くサービスも提供しているため、手間を最小限に抑えられます。
4.無料見積もりで安心
アール不用品回収は、事前に無料で見積もりを提供しているため、処分にかかる費用をあらかじめ確認できます。
これにより、予算内で効率的に不用品を処分でき、安心してサービスを利用できます。
出張料などもいただいていないため、無料でお気軽にお見積りが可能です。
5. 即日対応で緊急処分が可能
急ぎで不用品を処分したい方のために、アール不用品回収は即日対応をしています。
引っ越しや大規模なオフィス移転など、早急な対応が必要な状況でも、迅速に処分を行っているため、スピーディーに不用品を片付けることが可能です。
全身鏡を処分する際の注意点
全身鏡を処分する際には、いくつかの注意点があります。
以下の点に気をつけながら、安全に処分しましょう。
鏡が割れないように梱包する
全身鏡はガラス製のため、搬送中や処分の際に割れる可能性があります。
割れたガラスは非常に危険なので、鏡面を新聞紙や段ボールでしっかりと覆い、安全に梱包してから処分しましょう。
鏡が割れた場合の処分方法
万が一鏡が割れてしまった場合は、割れたガラスの破片を新聞紙などで包み、袋に入れて処分します。
処分の際は「ガラスが入っている」と分かるように、袋に明記しておくと安全です。
不法投棄をしない
全身鏡の不法投棄は絶対にやめましょう。
不法投棄は環境への深刻な悪影響を引き起こすだけでなく、法律違反であり、発覚すると重い罰則が科されます。
また、自治体が清掃を余儀なくされることで、地域の環境美化に悪影響を与えると同時に、追加の税金負担が発生する可能性もあります。
全身鏡の処分は、自治体の規定に従い、適切な方法で行うことが重要です。
処分費用の確認
不用品回収業者や自治体のサービスを利用する際、事前に処分費用を確認しましょう。
見積もりを取ってから依頼することで、トラブルを避けられます。
まとめ
全身鏡の処分方法は、自治体の粗大ごみ回収、不用品回収業者、リサイクルショップでの売却、フリマアプリでの販売などさまざまな選択肢があります。
無料で処分できる方法もあるため、自分の状況に合った方法を選びましょう。
処分の際には、鏡が割れないように注意して梱包することや、自治体のルールを守って処分することが大切です。
また、不用品回収業者を利用する場合は、信頼できる業者を選び、適切に処分してもらいましょう。