庭の手入れで活躍していた高枝バサミ。
使わなくなったとき、処分方法に迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
「これは何ごみ?」「粗大ごみ?不燃ごみ?」「お金はかかる?」と悩みがちです。
この記事では、高枝バサミのごみ分類や処分方法、費用の目安、無料で処分する方法、処分時の注意点までをわかりやすく解説します。
高枝バサミは何ごみ?まずはごみ分類を確認
高枝バサミの分類は、自治体によって異なります。
大きさや素材、構造によって処分方法が変わるため、まずは以下の3点をチェックしてみましょう。
1. 長さ
高枝バサミはその長さから、自治体によっては粗大ごみに分類されます。
多くの自治体では一辺が30cm~90cmをこえると粗大ごみの扱いになるため、事前に自治体の基準を確認しましょう。
高枝バサミは全長が1m以上あることが多く、基本的には粗大ごみの扱いになるケースが多いです。
🔍【東京都杉並区の場合】
杉並区の「家庭ごみの分け方・出し方(2024年6月21日改訂)」では、以下のように明記されています。
枝切りばさみ:不燃または粗大
最大辺が30cmを超えるものは粗大ごみです。粗大ごみ受付センター(有料・申込制)へお申し込みください。
▶ 参考:杉並区 粗大ごみの品目と手数料一覧(2024年6月21日改訂)
杉並区のように、長さによってごみの区分が変わる自治体は多いため、お住まいの地域のルールを必ず確認しましょう。
2. 材質
金属部分が多い場合は「金属ごみ」扱いとなることもあります。
柄が木やプラスチック製で、刃の部分だけ分解できるなら、可燃ごみ・不燃ごみに分けて出すことが可能な自治体もあります。
3. 電動式かどうか
電動式や充電式の高枝バサミは、電化製品として扱われることがあります。
小型家電リサイクル対象になる場合もあり、出し方が変わってくるので要確認です。
高枝バサミの処分方法5選
分類が確認できたら、具体的な処分方法を見ていきましょう。
ご家庭の状況に合わせて、最適な方法を選んでください。
1. 粗大ごみとして出す(最も一般的)
高枝バサミはその構造から、長いものが多く、90cmをこえるサイズのものも一般的です。
処分の流れは以下の通りです。
- 自治体の粗大ごみ受付センターで事前に申し込む
- コンビニエンスストアや郵便局で粗大ごみ処理券を購入(200円〜500円程度)
- シールを貼って指定日に出す
2. 分解して不燃ごみや金属ごみとして出す
もし分解できるようであれば、金属部分と柄の部分を分けて、各パーツごとに不燃ごみや金属ごみとして出せる場合もあります。
ただしこの方法は、自治体のルールに従う必要があります。
刃物部分はしっかりと厚紙などで包み、「刃物注意」などと明記するようにしましょう。
3. 清掃工場・リサイクルセンターに持ち込む
自治体によっては、清掃工場やごみ処理施設に直接持ち込むことも可能です。
持ち込みであれば、粗大ごみの収集日を待たずに即日処分できるのがメリットです。
4. 不用品回収業者に依頼する
他にも処分したい家具や大型ごみがある場合、不用品回収業者にまとめて依頼するのも一つの方法です。
自宅まで取りに来てくれるため手間がかかりませんが、費用はやや高めです。
単品回収だと割高になることもあるため、他の不用品とまとめるとお得です。
5. ホームセンターなどの回収サービスを活用
高枝バサミが電動式であれば、ホームセンターや家電量販店での回収対象になることがあります。
特定メーカーに限って引き取ってくれる場合や、買い替えと同時に回収してくれるキャンペーンもあるため、購入元に問い合わせてみましょう。
無料で高枝バサミを処分する方法
1. ジモティーやフリマアプリで譲る
高枝バサミはまだまだ需要がある道具です。
メルカリやジモティーなどを使って「無料で差し上げます」と投稿すれば、もらってくれる人が見つかるかもしれません。
使える状態であれば、写真や状態説明を丁寧に掲載するのがポイントです。
2. ご近所や知人に譲る
意外と近所の人や親戚、知人に「高枝バサミ欲しかった」という人がいるかもしれません。
不要になったときは、声をかけてみるとスムーズに手放せることもあります。
3. 自治体の無料回収日を利用する
一部の自治体では、年に1回程度「粗大ごみ無料回収日」などのイベントを開催していることがあります。
このような機会を狙えば、処分費用をかけずに出せることもあるため、広報紙や自治体サイトをチェックしておきましょう。
片付けをして出た不要なものの処分はアール不用品回収におまかせ!

特に、大型製品や家具など、簡単には捨てられないものがあると、処分方法に悩むことが多いでしょう。
こういった場合、アール不用品回収へお任せ下さい!
自宅まで回収に来てくれる

大型家具など、自分では運び出しにくいものもアール不用品回収にお任せすれば、簡単に処分が可能です。
特に一人暮らしや高齢者の方にとっては、このサービスが非常に便利です。
まとめて大量に処分できる

引っ越しや大掃除の際、まとめて処分したい場合には最適な選択です。
個別にゴミを出す手間を省け、一度に片付けられる点が大きな利点です。
即日対応で急ぎの片付けも可能

予定が詰まっていても、スピーディーに対応してもらえるため、引っ越しやオフィスの移転など、時間の制約がある場合に非常に役立ちます。
無料見積もりで安心
アール不用品回収は、事前に無料で見積もりを提供しているため、処分にかかる費用をあらかじめ確認できます。これにより、予算内で効率的に不要品を処分でき、安心してサービスを利用できます。
女性スタッフも在籍で安心!

アール不用品回収では、女性スタッフも在籍しており、特に女性のお客様にとって安心してご利用いただけます。
家に知らない人が来ることに不安を感じる方でも、女性スタッフが対応するため、安心して不用品回収を依頼できます
また、女性ならではのきめ細やかな対応を心がけており、丁寧な接客で多くのご好評をいただいております。
高枝バサミを処分するときの注意点
刃の部分はしっかりと包む
処分時に刃先が見えていたりむき出しになっていたりすると、収集作業員や通行人がけがをする可能性があります。
新聞紙や厚手のダンボールなどで厳重に包み、「刃物注意」と明記するようにしてください。
分解時のけがに注意
分解して不燃ごみや金属ごみとして出す場合、解体中に刃がずれたり、バネが戻ったりしてケガをするケースもあります。
必ず手袋を着用し、できればゴーグルなどの保護具も併用しましょう。
電動式は電池やバッテリーの処理も必要
充電式や電動式の高枝バサミには、リチウムイオン電池などが内蔵されている場合があります。
これらは通常のごみには出せないため、取り外してから「小型家電回収」や「電池回収」に出す必要があります。
説明書やメーカーサイトで確認しましょう。
まとめ:安全に確実に処分しよう
高枝バサミは、粗大ごみ・不燃ごみ・金属ごみ・電化製品など、状況によりさまざまな分類に分けられます。
迷ったときは、お住まいの自治体の公式サイトやごみ分別表を確認するのが一番確実です。
処分費用をかけたくない人は、譲渡や自治体キャンペーンなどの無料手段を上手に活用しましょう。
いずれにしても、安全第一で丁寧に処理することが大切です。
「もう使わないけど捨て方がわからない…」そんな悩みを解消し、庭も家も気持ちもスッキリ整えていきましょう。